「紅茶は渋い飲みもの」という皆さまの誤解を解きたい!
と思ったことをきっかけに、
私たちは「パン専用紅茶」を作りました。
私の1日はお茶に始まりお茶に終わるといってよい程、お茶三昧な毎日です。
朝はパンとヨーグルトと紅茶。食事の時は「プーアール茶入り野草減肥茶」、日中は煎茶・焙じ茶・紅茶・ハーブティーとその日の気分で2リットル近く飲みます。
その中でも紅茶について、お客様の声をひろってみると多くのお客様が「紅茶は渋い飲みもの」と思っているのです。砂糖を入れないと飲めないと言う方もいらっしゃいます。それを聞いて、私たちお茶屋は日本茶にしても紅茶にしても濃く抽出して飲む傾向があるので、プロとして味が丁度良くても、紅茶に慣れていない方からすると渋いのかもしれないと思うようになりました。そこで「よし、飲みやすい美味しい紅茶を作ってみよう!」と思い、試作品を作り始めました。
目指すは「究極の普通」。
コンセプトは、パンに合う「パン専用紅茶」です。
私は毎朝パンとヨーグルトと紅茶の生活を6〜7年続けています。しかもパンにはバターもジャムも何もつけません。こんがりと焼くだけです。パンそのものの味とストレートの紅茶で楽しんでいます。ですが、これからつくる紅茶は、自分もプロとして楽しめて、それでいて紅茶をあまり飲まない方にも受け入れられる味であること。
「一〇〇年飲み続けても飲み飽きない味」。パンを引き立たせる為には、味に個性があり過ぎてもダメだと気づきました。スタンダードな紅茶らしい紅茶。ある意味、際立った特徴がないのが特徴。人に例えるならガンガン主張しないのに、いるだけで場が和み、不思議な存在感がある人。そう「究極の普通」とも言うべき味に仕上げました。
オススメはもちろんストレート。でもミルクにも合うし、ハーブやフルーツをアレンジしても合う紅茶です。
そんな紅茶のリーフとティーバッグをご用意いたしました。紅茶がこれまで苦手だった方も、この「パン専用紅茶」を機会に「紅茶のある暮らし」を始めてみませんか?