萎凋香とは?
一般的な煎茶は茶葉を収穫した後、萎れる(しおれる)前に直ちに加工処理を行い鮮度を保ち仕上げる、全く発酵させない「不発酵茶」になりますが、これに対して萎凋(いちょう)煎茶は収穫後、一定期間放置して萎れさせ熟成させ微発酵させる「微発酵茶」になります。この時に生まれる蘭の花のような香りを萎凋香と言います。
かつては欠点とされていたこの香りが…
これまで、萎凋香がついてしまう状況は、製茶機械の性能や外的要因などによって加熱処理までに時間がかかってしまうことで自然発生する場合があり、どちらかと言うと「ついてはいけない香り」と日本茶においては欠点とされていました。
しかし近年、逆にその香りが新鮮で、「日本茶にこんな香りのものがあったんだ」と再評価され注目の香りとなっています。
生産者の技
日本茶としてどれくらい発酵させるのがよいか、計画的に萎凋させるのは難しく試行錯誤を重ねて出来上がったのが、「この香りには秘密がある」です。
淹れた瞬間から立ち上がる圧倒的な魅惑の香り、そして日本茶特有の旨味とすっきりとした甘みとの絶妙なバランス。アロマのような癒しをもたらす「この香りには秘密がある」は、一般的な日本茶と明らかに一線を画す斬新な製品です。
しかし、生産工程が確立されていない現状では大量生産が難しい製品でもあるため、今回は少数限定での発売となります。希少な「この香りには秘密がある」は、限定数量に達し次第、販売終了となります。ぜひこの香りに酔いしれてください。
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